樋口 亮さん
数々のトラブルを乗り越え、新しい知見を得られたときの嬉しさは大きい
- OB (2007年度入学) バイオ班
Q. 樋口さんはなぜ細見?寺田研に決めたのですか?
第一に生物や植物による環境浄化をテーマとしている所がとても興味深かったからです。生物に関する知識はあまり持ち合わせていませんでしたが、興味?関心はかなりあったので、研究室に配属されてからの勉強で身に付ける事ができました。
第二に先生方の熱意に惹かれたためです。先生方は我々学生のやる気を買ってくれると信じて、この研究室に決めました。
Q.細見?寺田研の長所はどんな点だと思いますか?
水質汚染や地球温暖化等、環境問題の現場に近い分野に関わる事ができる点だと思います。
また、スライドを用いた発表に関して先輩方からの指導を頂けるので、プレゼンテーションスキルが付くと思います。
Q.逆に悪いところや、今後の課題となってくる点はどこだと思いますか?
学会発表への参加は限られた人のみとなっているのが現状です。発表の経験を積み、研究の視野を広げるためにも、外部に向けた発表を少なくとも在学中に1回はするべきだと思います。
Q, 研究のテーマを教えてください。どんなところが大変で、どんなところが楽しいですか?
加工担体を用いたAnammoxバイオリアクターを運転しています。
リアクターは連続運転しなければならないので、細菌にとって最適な環境を維持し続けなければならない点や、ポンプ等の機器のトラブルが起きた時は苦労します。
しかし、良い結果が表れた時や、既往の研究では得られていない知見が得られた時の嬉しさは大きいです。