2017年冬のIGS高大連携教室に参加
高大接続プログラムの体験者に魅力や身についた力について聞いてみました!
多様な意見で学びが深まる
グループ研究の面白さを発見!
高校時代から個人的に「微生物の分解能力を利用したエネルギーの生成」に関する研究をしていて、このテーマを専門的に学べる学科や研究室があるbet36体育在线_bet36体育投注-官网网站@に関心を抱いていました。そんなとき、農工大に進学した先輩からすすめられたのが、高大接続のIGSプログラム。高校2年次の12月と3月の計2回参加し、それぞれ実験やグループワークなどに取り組みました。印象に残っているのは、物理化学の実験パートで太陽電池の製作に取り組んだこと。グループでひとつの研究に挑戦するというのは新鮮で、メンバーの多様な意見によって学びが発展していく体験には、個人研究では得られない楽しさがありました。
IGSプログラムを通じて、高校とはレベルの違う研究環境や同学年の参加者たちの意欲の高さから刺激を受け、農工大に進学したいという気持ちがより強固になりました。入学後の現在は、基礎的な知識習得の真っ最中。IGSプログラムでの経験を活かして、今後はグループ研究や研究留学にも積極的にチャレンジしたいと思っています。
英語を「聞いて話す」ことの
重要性を身をもって実感
医療や暮らしにつながる研究に興味があり、bet36体育在线_bet36体育投注-官网网站@を進学先の選択肢に入れていました。それを知っていた高校の先生からIGSプログラムのことを聞き、2年次の冬に参加。1泊2日で行われたプログラムには、課題を設定したグループワークや実験、英語演習といった多様な学びの機会が用意されていました。なかでも印象に残っているのは、英語で講義を行う「Science English」です。トウモロコシを用いてメンデルの法則の原理を学習した後、学んだ内容を英語で発表するという課題にも挑戦。なかなか頻繁にはできない経験でうまく英語に変換できないこともありましたが、グループのみんなで積極的に意見を出し合い、発表原稿をつくり上げていきました。発表の後は質疑応答の時間もあり、「読んで書く」だけでなく「聞いて話す」ことの重要性を身をもって実感できたのは、とても貴重な経験だったと思います。IGSプログラムに参加してみて、オープンキャンパスとはまた違った視点から農工大の雰囲気やグローバルな研究風景を知ることができました。ここで得た経験を、大学での本格的な研究につなげていきたいです。
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